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現在、日本の高血圧患者数は約4300万人と推定されています。そのうち治療により血圧が適切にコントロールできている人は少なく、27%です。また、4300万人のうち、自分が高血圧であることを認識していない(診断されていない)人は、33%いると推計されています1)。
年代別の高血圧の人の割合
高血圧の発症は加齢とともに多くなり、60歳代では男性で72%、女性で51%、70歳以上では男性で76%、女性で74%が高血圧であることが報告されています。また、20歳以上の人全体で、男性では60%、女性では43%が高血圧であるとされています2)。
監修:独立行政法人 労働者健康安全機構
大阪ろうさい病院 院長 樂木 宏実 先生